
只今、納期については1ヶ月程度いただいておりますのでよろしくお願いいたします(2025年6月現在)
大切な印鑑をお預かりするからこそ、
私は一つひとつの工程を、目に見えるかたちでご確認いただいています。
すべての工程を、国家認定1級技能士が完全手作業で行います。
先代の想いを受け継ぎながら、あなただけの印鑑へと丁寧に再生いたします。
国家認定1級技能士が完全手作業で彫り直し、証拠付きで安心です。
ありがちな開運書体(機械彫り) | 当店の新篆書体(手彫り) |
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2級技能士や無資格者による開運印鑑を謳った書体です。PCフォントのゴシック体なので文字の重心が下にあり、やや重たい印象になります。 ワクに接する上下左右が作為的で、ベチャっと接しているのも不自然です。 ハンコの自動販売機でも作れるため、手仕事の温もりは感じられません。 |
「篆書体」をベースに、線質とバランスを重視して筆で書き起こします。 線の強弱や余白との調和を大切にし、自然な接点と柔らかく美しい印影が特徴です。 手書き・手彫りならではの“生きた線”が印象に残ります。 |
ありがちな篆書体(機械彫り) | 当店の篆書体(手彫り) |
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無機質なPCフォントで構成され、線の太さが均一でのっぺりとした印象になります。 「子」の文字の角が出ているなど、誤字や粗製乱造も見受けられます。 |
筆で書くことを意識した線質により、抑揚と躍動感が生まれます。 余白とのコントラストも美しく、明るく生き生きとした印影に仕上がります。 一点ものの印鑑として、唯一無二の存在感を放ちます。 |
殆どの業者は既存の彫刻文字を事務的に機械で削り、さらに新規の文字も機械で彫り上げますが、これではせっかく先代から譲り受けた印鑑が台無しです。
私は綺麗な印影にするために既存の彫刻文字に心を込めて丁寧に手で真っ平にしてから新しい文字に魂をこめて彫らせていただきます。
仕事の回転率をあげるため本来削らなくても良い部分も機械で削る業者が殆どですが、私は進捗状況を確認しながら必要最小限の部分だけを丁寧に手でこするので安心です。
また、完全手彫り作業ではハンコのワクをドテ状にしますので強度なワクが期待できます。
ハンコの側面と彫刻面の比較です
楷書体 古印体
新篆書体 新篆書体
「長くご使用できる保証はできませんよ。」とお伝えし、それを承知で彫らせていただきました。完成した印鑑については大変喜んでいただきました。
今回、ヒビが入っている事をお互い承知で彫り直しさせていただく事になりました
先ず、粗い目のサンドペーパーで彫刻面を丁寧に平らにこすっていきます
平らになったことを確認しましたが、念のため朱を塗ります
綺麗に平らになりました
「 大変年季の入った黒水牛印材でした。この印鑑に対して特別な想いがあるものと感じました。」
先ずは粗い目のサンドペーパーでこすっていきます
彫刻文字が判読できなくなりましたね
ひたすら平らになるように優しく丁寧にこすっていきます
平らになりました(白っぽい部分は芯持ち材の特徴です)
「ワシントン条約で象牙が輸入禁止になり、それに代わる強度な印材です。」
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります
彫刻文字が消えてきました
彫刻文字が殆どなくなりました
これで真っ平になりました。
「飴色が特徴の印材で彫り直しとして承りました。 黒水牛同様硬いですよ。」
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります
優しく丁寧にこすります。
彫刻文字が殆どなくなりました
芯持ちの彫刻面が真っ平であることが確認できました
印材メーカーさんも「聞いたことがない」という事で全国的に彫刻した人は僅かのようです。
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります
キメ細かなサンドペーパーで丁寧にこすります
平らではありますが念のためもう一度表面に朱を塗ります
綺麗なスジが入っているのがこの印材の特徴のようです
「前述のウニコール同様、海に生息する哺乳類も象牙と同じくらい強度でした。」
サンドペーパーで丁寧にこすります
何度も円を描くように丁寧にこすります
平らになったか確認するため表面に朱を塗ります
彫刻面に「芯」が入っているようです
ここでは、彫刻面の調整方法から捺印するまで──その“仕上がりの差”を実際の画像でご覧いただけます。
たったひと手間の違いが、印の価値をここまで変える。その理由をご確認ください。
※ この点が、「ハンコの彫り直しって良くないのでは…?」と感じられるきっかけになることもあります。
「彫り直す=直す」のではなく、印影に敬意をこめて整える──
それが、職人による手仕上げの想いです。
※「文字がくっきり出ない」「かすれて見える」といったご相談は、このような機械彫りの仕様によることが多いです。
一本一本に“気持ち”を込めて彫ることで、世界にひとつだけの印影が生まれます。
このような状態は、後の工程で整えることが難しく、彫り直し後の印象にも影響を与えることがあります。
彫刻面そのものが整っているからこそ、印影にもクリアな印象が残り、使うたびに満足感が得られます。
「印影がくっきり出ない」と感じられた方の多くは、このような浅彫りの影響によるケースが見受けられます。
毎回の捺印が安定し、「いつでも綺麗に押せる」という安心感につながります。
彫り直しの機会は「印鑑を見直す機会」。
せっかく手をかけるなら、“信頼”が伝わる印影にしたいですね。
見た目の美しさだけでなく、“使うたびに誇れる印”になるよう願いを込めた一印です。
お持ちの印鑑が「何の印材が解らない」「彫り直しできるの?」「キズがあるけど問題ないの?」「ハッキリした金額を知りたい」など気になる事はございませんか?
そんな時は ご相談フォーム から写真を添付していただければお答えさせていただきますよ。
しつこい営業は一切していませんので、ご安心くださいませ。
ご不明な点があれば、メールでもお電話でもどうぞお気軽にご連絡くださいませ。
● ご注文のながれ(簡単にまとめると…)
直径/5文字まで |
象牙材![]() ◎ 風格があり、贈答や法人用途にも人気です |
牛角材![]() ◎ 白〜飴色の自然な風合い。柔らかい印象 |
黒水牛材![]() ◎ 堅牢でコストパフォーマンスも優秀です |
10.5ミリ丸 | 35,000円 | 30,000円 | 25,000円 |
12ミリ丸 | 40,000円 | 35,000円 | 30,000円 |
13.5ミリ丸 | 45,000円 | 40,000円 | 35,000円 |
15ミリ丸 | 50,000円 | 45,000円 | 38,000円 |
16.5ミリ丸 | 55,000円 | 50,000円 | 41,000円 |
18ミリ丸 | 60,000円 | 55,000円 | 48,000円 |
● 現物の写真を確認させていただいた際に金額が前後する場合がございます。
● もちこみ印材(彫刻文字がない場合)は上記の限りではございません。
● ご不明点や印材の状態による価格の変動など、お気軽にご相談くださいませ。
見た目には小さな印章でも、工程の積み重ねと細やかな配慮を大切にしています。
ご希望やご不安な点など、どうぞお気軽にお声かけください。
「想像以上でした」「もっと早く頼めばよかった」──
そんな嬉しい声を、日々頂戴しております。
例えば、書体について迷ったりお手元のハンコが「彫り直しできるの?」などご不明な点はございませんか?
そんな時はご注文にかかわらず、先ずはお気軽にご相談くださいませ。
もちろん、しつこい営業は一切していませんのでご安心なさってくださいね。
お手数で申し訳ございませんが、下記のように「3つの写真の添付」「印材の直径と長さ(おおよそでけっこうです)」「新規の彫刻文字数」をお教えいただければ、
ハッキリとした金額をお伝えいたします。 その他ご注文に関わらずご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。
下記は通常のメールフォームが開きます
まれにメールが届かない場合がありますので、2日経っても、こちらからのお返事がない場合はお電話いただければ幸いです。
全体の写真です |
彫刻部分の写真です |
印材を立てた写真です |
個人情報の観点からお問合せいただいた件については1週間程度経ってもお返事がなかった場合は完了したものと認識して削除させていただきます。
お急ぎの場合でしたら平日の9時〜18時(日・祝はごめんなさい)にお電話いただければ幸いです。
書体、納期、印材等の事やその他ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。