
【当店が選ばれる3つの安心】
ネットでありがちなゴシック体(機械彫り) | 当店の篆書体(手彫り) |
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2級技能士や無資格者によるPCフォントのゴシック体です。「無機質な棒」で構成されるため線の太さが同じでノッペリとした感じになります。 また、「子」の文字については、頭の「角」が出ているのは「誤字」です。 | 線質に抑揚があるのがお解りいただけると思います。このように筆で書く事を意識した仕上げ方により躍動感があり「生きた線」で構成された印鑑になります。 また、余白と朱色のコントラストがさえ明るい雰囲気になります。 |
ネットでありがちなボッテリとした開運書体(機械彫り) | 当店の新篆書体(手彫り) |
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2級技能士や無資格者による開運印鑑を謳った書体です。PCフォントのゴシック体なのでボテッとした感があります。 また、ワクに接する箇所(特に上下左右は作為的でベチャと接しているのは不自然ですね。) 「生命力がない棒」で構成されただけの開運印鑑(吉相体)には要注意です。 | 私が「新篆書体」で彫らせていただく場合は、「篆書体」をベースに考えますので、「線質」と「バランス」を重視します。 文字は筆で書くので印影についても線の強弱や余白との調和が大切です。 ワクに接する箇所も自然になっているのがお解りいただけますでしょうか? 柔らかく美しい生き生きとした印影が期待できます。 |
楷書体 古印体
新篆書体 新篆書体
直径/5文字まで | 象牙材
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牛角材
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黒水牛材
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10.5ミリ丸 | 35000円 | 30000円 | 25000円 |
12ミリ丸 | 40000円 | 35000円 | 30000円 |
13.5ミリ丸 | 45000円 | 40000円 | 35000円 |
15ミリ丸 | 50000円 | 45000円 | 38000円 |
16.5ミリ丸 | 55000円 | 50000円 | 41000円 |
18ミリ丸 | 60000円 | 55000円 | 48000円 |
無資格者や2級技能士は既存の彫刻文字を機械で削って、さらに新規の文字も機械で彫りますので、結果残念な印鑑になります。
ここでは既存の彫刻文字を機械で削って彫るのと、手でこすって彫るのとでは完成した印影の鮮やかさが全く違う事がご覧いただけます。
最初から最後まで一気に粗い粒子で削るので、彫刻面がザラザラになってしまいます。
また、ワクの輪郭もささくれてしまいます。
「ハンコの彫り直しは良くないのでは・・・」と心配する理由はこの点になります。
最初は粒子の荒いもので、そして徐々に細かなサンドペーパーで表面を確認しながら丁寧にこすっていくので、ツルツルとした光沢感ができます。
人の手で既存の彫刻文字に敬意をこめます。
底が浅く彫りカスが目立ちます。
彫刻刀で一定の深さに丁寧に彫らせていただきます。
彫刻面がザラザラのため墨が染み込んでいます。
最初に荒く削った影響がこの段階で目立つ事になります。
ツルツルした光沢面なので綺麗に拭き取れました。
底が浅いため朱肉が付着しています。
深さが一定なので朱肉は殆ど彫刻文字だけに付着しています。
ワクと文字が同じような太さで不自然です。 また、印影にムラがあります。
通販サイトでありがちな無機質で稚拙なゴシック体です。
せっかく彫り直してもこれでは残念です。
柔らかなで重厚な線質に仕上げましたので綺麗な印影になります。
私は篆書体を基調に真心こめて流麗で生き生きとした感じに彫らせていただきます。
殆どの業者は既存の彫刻文字を事務的に機械で削り、さらに新規の文字も機械で彫り上げますが、これではせっかく先代から譲り受けた印鑑が台無しです。
私は綺麗な印影にするために既存の彫刻文字に心を込めて丁寧に手で真っ平にしてから新しい文字に魂をこめて彫らせていただきます。
仕事の回転率をあげるため本来削らなくても良い部分も機械で削る業者が殆どですが、私は進捗状況を確認しながら必要最小限の部分だけを丁寧に手でこするので安心です。 また、完全手彫り作業ではハンコのワクをドテ状にしますので強度なワクが期待できます。
ハンコの側面と彫刻面の比較です
私は綺麗な印影にするため丁寧に手でこすって「真っ平」にしてから、彫刻面に筆で文字を書いて彫刻刀で彫らせていただきます。
これを当然の事だと思われるかもしれませんが、殆どの業者は機械で削って機械で彫り直す作業手順になります。
下記は私が実際に手で彫り直した事のある印材になります。
印鑑の材質としては最高のものとされています。見た目も美しいく、そのすばらしさから 「印材の王様」といわれ、硬度・弾力性・吸水性は他の印材より優れて、ひび割れや虫食いに強く精密な彫刻に向いています。また、朱肉の付も良く、捺印した時の鮮明度はピカイチです。
ワシントン条約後に象牙にかわる印材として販売されるようになりました。 象牙の硬さにはひけをとりませんし見た目は大変綺麗です。
以前は「オランダ水牛」と呼ばれていましたが、オランダが原産国でもなく、水牛でもないため、近年、「牛角(うしつの)」に名称が統一されました。オーストラリアやウガンダ、ケニア、ナイジェリアなどの陸牛の角から採られる印材で、美しい飴色が特徴です。天然素材のため、同じ牛角でも印材によって色合いのコントラストが違います。より白色に近づくほど高価とされて、特に弾力性に優れ、印材としては黒水牛同様 芯の部分を使用します。
硬く粘りもあるため、印肉のつきのよさに優れます。また、光沢ある美しさからアクセサリーとしても愛用されています。天然素材のため、完全に真っ黒な素材が少なく、薬品で黒く染色した黒水牛が大多数を占めます。芯の通った中心の芯持(しんもち)、という部分は角の先端にあたる部分を使用し、印面側の芯の小さいものがもっとも良質です。
お客様の持ち込み印材で彫らせていただいた事はありますので対応できますが、両印材共、特有の「ミゾ」があるため、その部分に文字が重なると「文字の線が欠ける」場合があります。念のためお伝えまで。
● 柘やその他の木材は技術的には問題ありませんが、新しく購入された方が安価なためです。
● 石材はサンドブラストという吹付の機械を用いて彫る素材のため彫刻刀で彫る事ができません。
● プラスチックも新しくお求めになった方が安価で購入できると思います。
お持ちの印鑑が「何の印材が解らない」「彫り直しできるの?」「キズがあるけど問題ないの?」「ハッキリした金額を知りたい」など気になる事はございませんか? そんな時はご相談フォームから写真を添付していただければお答えさせていただきますよ。 しつこい営業は一切していませんので、ご安心くださいませ。
ご相談の際に金額等にご承知いただければ、下記の手順で一つづつ丁寧に作業させていただきます。
何かご不明な点などございましたらメールでもお電話でもお気軽にご連絡くださいませ。
お持ち込みいただいた印材です
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります。
平らになったか確認するため表面に朱を塗ります。
キメ細かなサンドペーパーで丁寧にこすります。
平らではありますが念のためもう一度表面に朱を塗ります。
綺麗なスジが入っているのがこの印材の特徴のようです。
正直、お問合せいただいた際 「ウニコール? えっ?」 と 思いました。 聞いた事も見たこともなかった印材だったからです。諸先輩方や印材メーカーに問合せても「知らない、聞いたことがない」との事です。初めて彫らせていただきましたが想像していた通り象牙のように硬かったです。
貴重な印材を彫らせていただきましてありがとうございました。
お持ち込みいただいた印材です
サンドペーパーで丁寧にこすります。
何度も円を描くように丁寧にこすります。
平らになったか確認するため表面に朱を塗ります。
もう一息です
彫刻面に「芯」が入っているようです。
こちらのお客様は実店舗にご来店いただきました。 彫らせていただいて感じた事は鯨の歯もウニコール同様に硬かったです。 彫刻刀の刃先の入り方が印材によって微妙に変わるという貴重な経験をさせていただきました。 正に自分の指先が彫刻方の刃先と一体になっているようでした。
彫り直しを承りました
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります。
丁寧にこすります。
彫刻文字が殆どなくなりました。
細かなサンドペーパーでの仕上げです。
これで真っ平になりました。
ワシントン条約で象牙が輸入禁止になりマンモスの牙については、それに代わる印材として多くの業者さんが取扱うようになりました。 彫刻した感触としては、象牙同様に硬い感じです。
※ ちなみに、当店ではマンモスは取り扱ってはいませんが、彫り直しは承っています。
彫り直しとして承りました。
粗目のサンドペーパーで丁寧にこすります。
優しく丁寧にこすります。
彫刻文字が殆どなくなりました。
彫刻面に朱墨を塗って平らになったか確かめます
芯持ちの彫刻面が真っ平であることが確認できました
象牙を含み牛角や黒水牛などの「角系の印材」も「繊維質状」で出来ています。
私はこの繊維をバサバサに荒らすことなく真っ平にするには手でこするしかないと考えています。
その理由は、機械では一気に削るため無駄な長さを失いますが、手で優しくこする事により進捗状況を確認しながら必要最小限の部分に留める事が出来るからです。
今回、ヒビが入っている事をお互い承知で彫り直しさせていただく事になりました。
先ず、粗い目のサンドペーパーで彫刻面を丁寧に平らにこすっていきます。
彫刻面にもキレツが入っているかもしれない事はお伝えはしてあったのですが・・・
平らになった事を確認しましたが、念のため朱を塗ります。
綺麗に平らになりました。これで新しい彫刻文字が書ける準備ができました。
最初お問合せいただいた際に「ヒビが入った印材は薦めできません。もし、彫らせていただけたとしても永くご使用できる保証はできませんよ。」とお伝えはしたのですが、それをご承知いただき承る事になりました。
お客様としてはそれ程思入れのある印材だとお察ししました。写真の通り捺印時に左上に亀裂が入っていたのですが、今回は目立たないように右下にして新しい文字を彫らせていただきました。
先ずは粗い目のサンドペーパーでこすっていきます。
彫刻文字が判読できなくなりましたね。
もう一息です。 ひたすら平らになるように優しく丁寧に丁寧にこすっていきます。
表面に朱を塗ります。 こうする事により平らかどうか解りやすくなります。
平らになりました。(表面の白っぽい部分は芯持ち材の特徴です)
大変年季の入った黒水牛印材でした。新規に承っても極端に差額が生じない事もお伝えしましたが数日後に彫り直しのご注文をいただきました。
この印鑑に対して特別なお気持ちがあるものと感じた次第です。
例えば、お手元のハンコ(持ち込み印鑑も含めて)が「何の印材が解らない」「彫り直しできるの?」「キズがあるけど問題ないの?」その他、色んな事で気になる事はございませんか?
そんな時はご注文にかかわらず、先ずはお気軽に写真を添付していただければお答えいたします。
もちろん、しつこい営業は一切していませんのでご安心下さい。(^-^)
お手数で申し訳ございませんが、下記のように「3つの写真の添付」「印材の直径と長さ(おおよそでけっこうです)」「新規の彫刻文字数」をお教えいただければ、
ハッキリとした金額をお伝えいたします。 その他ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください。
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全体の写真です |
彫刻部分の写真です |
印材を立てた写真です |
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お急ぎの場合でしたら平日の9時〜18時(日・祝はごめんなさい)にお電話いただければ幸いです。
書体、納期、印材等の事やその他ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せくださいませ。